前方アプローチによる手術です。病変のある椎体を切除して人工の椎体を設置し、プレートやスクリューで固定(インストゥルメンテーション)を行います。
動画で見る胸椎椎体置換術(脊椎腫瘍摘出手術の例)
適応となる主な疾患
脊椎腫瘍、椎体圧迫骨折など
術後の経過
ベッド上安静の期間
痛みの程度や患者さんの状態によって異なりますが、術後1~2日目からの歩行が目安になります。
固定装具(コルセット)
患者さんの状態や痛みの程度等によって異なります。術後にコルセットを装着しない場合もあります。
合併症
- 脊髄や神経根の損傷
- 椎体周辺の大血管、臓器の損傷
- スクリューやプレート等の折損
- 感染
- 深部静脈血栓症