服用している薬はすべて医師・看護師へ見せましょう。
医師から処方された薬や市販薬など、すべて医師・看護師に見せましょう。 薬によっては、麻酔や手術に影響を与えるものがあります。
かかりつけの医師に手術のことを伝えておきましょう。
手術に向けて体調を整えておきましょう。
風邪などひかないようにしましょう。また、筋力の維持につとめましょう。
タバコは控えましょう。
手術の危険性を減らし、回復の度合いがより良くなります。
入院時に持っていくものをそろえましょう。
医療機関によって異なります。外来で確認しておきましょう。
「手術を受けたあとの自宅での生活」について考えましょう。
退院後に生活しやすいように生活様式を見直してみましょう。
必要なものは早めに準備しておくと良いでしょう。
手術後の自宅での生活(自宅の準備)
1.頚椎の手術の場合
多くの場合、頚椎の手術後しばらくは首を装具で固定します。
そのためどうしても視野が狭くなり、少しの段差でもつまずいてしまうことがあります。
このような危険を避けるために、自宅を見直しましょう。
足元の環境を整える
床の上の小さな敷物などは、取り払うかピンなどでしっかり固定しましょう。
また、床を這うような電気のコードなどもテープで固定しておきましょう。
この他、玄関や部屋のわずかな段差を調整しておくと良いでしょう。
階段に手すりをつける
手すりのない階段は危険です。もしも手すりがない場合は、この機会に設置することをお勧めします。ベッドの使用が望ましい
術後しばらくは布団の上げ下げのないベッドの方がより楽でしょう。
最近ではレンタルベッドもあり、介護用品手やデパートの健康用品売り場などでも相談できます。
2.腰椎の手術の場合
腰への負担を少なくするために、自宅を見直しましょう。
トイレは洋式
腰に負担がかからず、患者さん自身も安心して使用できるので、トイレは洋式が最適です。
もしも、自宅が和式トイレの場合は、便器の上に置いて洋式と同じ姿勢がとれる便座を利用すると良いでしょう。
介護用品店などで市販されています。
ベッドの使用が望ましい
布団から起き上がるよりも、ベッドでの寝起きの方が腰に負担がかからず楽でしょう。
最近ではレンタルベッドもあり、介護用品手やデパートの健康用品売り場などでも相談できます。
ベッドの硬さは、軟らかすぎず、病院のベッドと同じくらいの硬さが最適です。
簡単に寝返りができ、ベッドの縁に腰をかけても沈み込まないものが良いでしょう。
高さは、あまり高くない方が便利です。
畳の部屋にも椅子を一つ
和室にも椅子を一つ置いておくと、疲れた時に簡単に休めるので大変便利です。
椅子は低すぎず高すぎないものを選びます。できれば背もたれのあるものが良いでしょう。