第20回 腰部脊柱管狭窄症に対する内視鏡手術の最前線~からだに負担が少ない手術法~
2025年7月2日更新
人口の高齢化にともない、腰部脊柱管狭窄症の患者数も増加しています。現在では様々な治療法が確立されていますが、今回は、従来法よりも侵襲が少ない手術法である内視鏡手術について、国際医療福祉大学整形外科学 教授の江幡重人先生にお話をうかがいます。江幡先生は日本整形外科学会 内視鏡手術技術認定として2,200例を超える脊椎内視鏡の手術経験を持つスペシャリストです。 腰部脊柱管狭窄症とは 腰部脊柱管狭窄症に対する手術治療 手術の適応となる状態 脊椎内視鏡手術の実際 手術後の経過 内視鏡手術の課題と展望 おわりに 腰部脊柱管狭窄症とは 腰椎の神経が通っているトンネル、つまり脊柱管が狭くなって馬尾神経や神経根が圧迫される病気です。主な症状は、下肢の痛み、しびれです。そして、その痛みやしびれによる間欠性跛行(かんけつせいはこう)が特徴的な症状です。間欠性跛行とは、歩行すると下肢に痛みやしびれが出て立ち止ま...